いつも、生理周期が28~29日と比較的安定しているタイプの私。
排卵日は大体、生理開始から15日前後に起こる感じです。
ですが、今回の場合はいつもより排卵日が3日も早く、周期の12日目で排卵した可能性が高いと考えられます。
排卵日は毎月必ずこの日ということはなく、数日前後してもそんなにおかしいことではありません。
でもちょっと早すぎる…と思いませんか?
そこで、いったい今周期、私の体に何が起こったのかについて考えてみました。
生理の出血が完全に止まりきる前に伸びるおりものがではじめた
今回、一番驚いたことは、ピンク色の乳液状のおりものがまだ出ている状態で、伸びるおりものが出始めたということです。
いつもは月経期(8日くらい)→卵胞期(3~5日)→排卵期突入と段階を踏むイメージなのですが、今回は卵胞期を実感する間もなく排卵期へ突入したようなイメージです。
まぁ、月経自体だらだらと長引くタイプなのでそれもよくないのですが、今回伸びるおりものが出始めたのが周期の9日目だったので、微妙に期間が被っていたんですね。
ちゃんと生理が終わらぬうちに排卵日のサインが来ると、卵胞期をすっ飛ばしてしまったような気がしてびっくりしてしまいます。
卵をこれから育てようか…と思ったら、もう準備OKの状態だった。
そんな感じです。
このまま、今周期リセットとなれば生理周期は26日です。
たった2日~3日の違いですが、やっぱりいつもと違うということはわかりますね。
ではどうして排卵が早まったのか?
これまで、排卵日が数日遅くなることは何度もありましたが、早まった経験はあまりありません。
なぜ今週期に限って排卵日が早まったのか?ちょっと考えてみました。
いつもは大体決まった日に来る排卵日が早まる場合、何かいつもとは違う行動を取っているはずです。
あれこれ考えた結果、以下のようなことが思い浮かびました。
- ダイエットのために前周期の排卵日以降からランニングを始めた(今週期は体調を崩してお休み中)
- 体調を崩したため、周期の6日目から漢方薬を飲み始めた
考えられるとしたらこの2つくらいなのですが、今週期はランニングをしていないのであまり関係はないのかな?と思います。
でも、漢方薬を飲んだくらいで、排卵予定日が早まったりすることってあるのでしょうか?
漢方薬には卵胞の成長を良くするものもあるのだそうです
実際、漢方薬によって卵胞の成長がいつもよりもよくなり、結果として排卵日が早くなるということはあるようです。
特に、今回私が服用していた「葛根湯」などは、「排卵日が数日早まった」という体験が多くみられる漢方のようです。
不妊治療などを専門に行うクリニックの中でも、体質改善や血行を良くする目的で、漢方薬を処方しているところも多くあります。
たとえば、当帰芍薬散なんかはよく耳にする漢方ですよね。
他にも、漢方薬局などに行けば、不妊改善に効果があるとされる漢方薬を販売してくれるところが沢山あります。
実際、わたしも第一子不妊の時には、近所の漢方薬を扱う薬局で相談し、おすすめされた漢方薬を飲んでいた期間もありました。(高すぎてやめちゃったんですが)
まぁ。そういうわけで、身体を温める効果があるとされる漢方薬である葛根湯が、血行や卵胞の成長に何らかの影響を与えた可能性も否定できないっぽい感じですよね。
もちろん、これはあくまでも予想の話ですし、専門家にそうだといわれたわけではないので確証はありません。
ただ、不妊治療に通っている方の中には、同じようなことがあって医師に聞いたところ、排卵が早まることもあるといわれたという人もいるようです。
今回はたまたま体調不良と重なり手元にあった葛根湯を安易に飲んでしまいましたが、こうした影響が起こることも十分に考えられるので、調子が悪いときはちゃんと医師に診てもらうようにしましょうね汗
ひとつだけ注意を。
私の場合、漢方薬の影響があったかどうかはわかりませんが、結果として3日ほど排卵が早まる形になりました。
だからといっても、暗に市販の漢方薬を購入して飲めば、排卵が早まるかというとそうではないかと思います。
もし、生理周期や排卵のリズムに不安のある方は、専門医に相談して処方してもらうようにするとよいと思います^^
余談ですが鎮痛薬で排卵が遅れたことは何度もあります
排卵日前の体調不良ということで、関連がある話をひとつ。
わたし、普段から結構頭痛もちなんですが、排卵前の期間は頭痛薬を飲むことに対してすごく慎重になります。
「え?普通は排卵が終わって着床してるかもしれないからという理由で慎重になるんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。
でも私の場合、いわゆる排卵期あたりに市販の頭痛薬(鎮痛剤ですね)を飲むと、排卵予定日が数日遅れることが多いんですよね。
なので、よっぽど発熱してしんどい時とかでない限りは、できるだけ飲まないようにしているんです。
何となく避けていたというだけなのですが、実は鎮痛剤の中には排卵に関してちょっと厄介な成分が含まれているんだそうなのです。
排卵時には卵胞を破裂させるため、たんぱく分解酵素というものが必要になるのだそうです。しかし、解熱鎮痛剤に含まれている成分が、この酵素の合成を妨げてしまうんだとか。
結果、卵胞はうまく破裂できない(排卵しない)まま黄体化してしまう、黄体化未破裂卵胞になってしまうといいます。
黄体化未破裂卵胞の場合、通院している人は排卵したかどうかエコーで確認ができますが、そうでない場合には基礎体温は高温期にちゃんと上がるため気が付くことはほぼ無理でしょうね。
これ、最近まで知らなかったのですが、妊娠治療などに通っている方の中にはあらかじめ教えてもらえる人もいるようです。
黄体化未破裂卵の頻度は5%程度と決して高くはないようですが、卵胞自体は破裂しにくくなるためその分排卵までによけいに時間がかかってしまうことはよくあるようです。
LHが上がって下がり、再度上がって排卵したっぽい・・・という不発からの排卵は何度か経験しているので、もしかしたら頭痛薬などの影響もあったのかもしれませんね。
というわけで、普段からバファリンやイブ、ロキソニンなどをよく利用するという方は、卵胞期から排卵期にかけてはできるだけ服用を控えたほうがよいかもしれませんね。
※心配な方はクリニックで相談してみてください。
まとめ
排卵日というのはちょっとしたことで予測した日からずれてしまうことがあります。
比較的規則的な生理周期の方の場合でも、風邪をひいたり強いストレスを感じることで遅れたりすることはよくあることです。
ただ、おくれる程度なら対応しやすいですが、早まるというのはさすがにちょっと焦りますw
漢方薬や医薬品の中には、こうして排卵に影響を与える可能性があるものもあると知っておくと、あわてずに対処できそうですね。